恋愛、ビジネスに使える心理術!【ミラーリング法】
…私とここで出会った偶然はあなたが作った必然です…
今回の記事では恋愛、ビジネスに使える心理術。
もとい、人間関係において重要な役割を果たす、ラポール(信頼関係)から始めていきましょう。
前回の記事では、まず初対面の人との心理術でした。
まだ見てない方はこちらもチェックした方がいいですね☆
初対面が終わったという事は今度は2度目3度目があるという事です。
そこで、皆さんにお話したいのが、
困った時の鏡打ち(ミラーリングの法則)です。
1 困ったら相手の真似をしろ
2 携帯をついつい見ちゃうのはNG
3 お店に入ったら店内を見渡せる位置に自分が座る
4 ミラーリングの効果
5 まとめ
鏡打ち・ミラーリングとはそもそも何の事なのか。
心理学では相手の真似をする事で相手との距離、親密度が上がる効果
としています。
どういう事かと申しますと、相手と今後も良い関係を築いていくためには相手との同調性を利用する事で距離も縮まるし、相手と同じタイミングで物事を行えば相手は自分についつい気を許し親密度が上がるんです。
更に詳しく説明すると、皆さんこんな経験はありませんでしたか?
相手と同じタイミングであくびをしたり、
思わず同じタイミングで話をしようとしたり、
単語がハモッて出て来たり、
ショッピングで同じ物を選んでしまったり、
そんな時『あ、もしかしたらこの人と気が合うかも?』
と、感じた事はありませんでしたか?
恋愛ならそれが恋に発展するかもですし、ビジネスなら自分と同じ意見を述べてくれるパートナーになるかもしれません。
これを偶然で終わらせず必然にすれば相手からアドバンテージが取れます
私の冒頭の挨拶でも使っていますが、偶然を必然に変えるのが心理テクニックです。
たまたま一緒になったのでは無く、ワザと偶然を装うのです。
例えば、相手とお茶や食事に行った場合で説明しますね。
はじめのうちは相手の近況や自分の事を話していれば問題無いですがたまに無言がある時はありませんか?
ましてその無言が気になってしまったりしてませんか?
その無言を埋めるのははじめに話していた時から始めましょう。
店員さんにドリンクを注文して乾杯してからスタートです。
相手がドリンクを飲んだら自分も飲む。
相手がドリンクをテーブルに置いたら自分も置く。
相手が重心を右に寄せれば自分は左へ。
相手がテーブルに肘や手を置けば自分も真似て同じようにする。
それを繰り返して下さい。
でも、露骨にやってはいけませんよ!?
ただ相手の真似をすれば良いなら簡単だと思ってやるのは、ドラえもんから借りた道具を何の説明を聞かずに外に飛び出していくのび太君と一緒です。
まずはいきなり本番では無く、身近な人から真似をしていって不自然にならないくらいまで。自然に出来る、ストレスを感じない程度まで出来たらOKです。
相手から何真似してんの?と言われたら恥ずかしいですからね(笑)
はじめは座り方、体重の掛け方、手の位置等を真似る所からスタートするとやり易いです。
慣れてきたらドリンクや、何を食べるかなどをやっていきましょう。
同じ物を飲んだり食べたりすれば、
『コレ美味しいねぇ!』と言う会話が自然と出来ますからね?
そこから、普段は何を食べるの?
嫌いな物はある?
今度は何を注文しようか?
と、話題が繋がりやすくなりますからね☆
私もお店に入って結構見かける事が多くなったのはこれです。
せっかく2人で楽しくデート、ご飯を食べに来てるのに片方が、もしくは2人揃って携帯をポチポチ…
こんな光景を見かけた方は居ませんか?
きっと目には入ってるはずですがそこまで気にした事はありませんか?
意外と多く感じるはずです。
私はこれが残念でなりません。
これではうまくいくものもうまくいくはずがありません。
確かに携帯が普及してみんなお財布よりも失くしたら困るものとしてその重要性が高まりました。
だからといって2人で居る時にずっと携帯をいじっているのはどうかと思います。
それでは相手にも失礼ですし、自分の品質すら落としてしまいます。
昔お笑い芸人の柳原可奈子さんのネタにも最近のギャルな女子高生のモノマネで携帯を弄りながら会話するネタがありました。
相手から返す相槌やあいまいな返事、そして、日常的な『あ〜、うん、…ウッソ?マジウケんね…』と、携帯を見ながら同じ声のトーンでやっている趣向です。
身近なモノマネという事で笑いを誘って居ましたが、実はこれが危ないんです!
柳原可奈子さんの着眼点やそのセンスは大変素晴らしいと思います。
皆さんが、笑うという事はそれだけ身に覚えがあるという事ですからね。
実際に携帯ポチポチされながら適当に返されたらどうでしょう?
次に返ってくる言葉はこれしかありません。
『ねぇ?ちゃんと聞いてる!?』
そして、やっと体勢を直しながら
『あぁ、聞いてるよ聞いてるよ』
となるはずです。
ちなみにこの、聞いてるよ聞いてるよの2回繰り返しての部分はちゃんと意味がありますので今後の記事に内容を深掘りしていきます。テーマは相手の嘘を見破る方法として。
せっかくの2人の時間を携帯をいじられていたら自分は何故ここに居るんだろうとなってしまいます。自分と居るのは楽しく無いのかなと感じてしまいます。
なるべくどんな事でも良いので話を提供していきましょう!
これはどういう事かと言いますと、店員さんに案内される席にもよりますが、店内全体を見える側に自分が座るという事です。
では、何故かというのをお話しますね。
自分が店内を見渡せるということは相手から見たら自分以外には壁か窓が見えるという事になります。
これは是非覚えて頂きたいテクニックです。
メリットは自分が店内を見渡せる事によって店員さんの位置を把握できる事で速やかに注文をしやすくなる。
もう一つは相手からは自分と、その奥の壁や窓だけという事で相手の視界には自分だけしか情報が入りません。
周りの席の人や、店員さんが忙しく動いてる余計な情報が目から入らないという事です。
つまりは相手は常に自分を見続ける事に集中出来る環境作りをするという事です!!
せっかく良い話をしてるのに、相手の目線があちこちにいってしまうのは勿体ないです。
自分だけを見て自分がテキパキ店員さんにタイミングよく注文して効率良く動いている姿を見せる事が出来る最大限のアピールポイントです。
出来る人をたくさんアピールしましょう
ミラーリングの効果です。
相手の真似をする事で何が得になるのか。
先にも説明しましたが、相手の共感を導き信頼性を上げる事です。
例えば、店内全体を見渡せる先に付き先にドリンクを頼みますよね?
相手が先に決めたら、自分も同じものを頼みましょう。
相手の真似をするのは早ければ早い所から始めましょう。
ただ単に同じものを2つ!と簡単に注文してはいけません。より相手の記憶に残るやり方をしていきましょう。
『あ!自分も同じものを頼もうと思ってたんだ!相性イイネ!』
と、一言添えましょう。
占いが好きな女性は多いものです。そこで良く聞く相性というワードを入れて相手の頭の中にインプットします。
もちろん、この時点で相性と言われて相手は嫌に思われることもあるでしょう。
しかし、それは今後いくらでも習性可能な事ですからまず今は相手の記憶に残す事を集中していきましょう。
話題も話も盛り上げる為にスタートとしてプラスから始まりますからね。
そこから、その相性の良いドリンクを相手が飲んだら自分も話の途中でも飲んで全体を見渡せる場所ですから良いタイミングで追加のオーダーを取って、同じタイミングで食事を取り、相手が肘を付けば自分も。
相手が笑えば自分も同じタイミングで笑う。
これにより相手の信頼を増やしていきます。
『この人自分と本当に相性良いのかも?』
と、思わせる効果的なテクニックです。
1、2、3を通して手順的には3からです。
店に行き席に案内される時は全体を見渡せる場所に自分が座り、ちょうどいい所から店員さんに注文をしてドリンクを頼む時にはもう1のミラーリングは始める。
会話を弾ませる事で2の携帯をいじらせる暇を与えない。
よっぽど仕事の着信や、返信でない限り暇だから携帯をいじってしまうのは残念ですよね。
最近ではSNSや、携帯ゲームも盛んですからドリンクや食事を直ぐにアップする方も増えています。その作業を終わらせたらそこから機関銃の如く携帯の存在を忘れるくらい話を止めずに笑わせたり納得する話し方を心掛けましょう。
それでは、今回はこの辺で。
またお会いしましょう。